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経済学部だから学べること

レポート

  • 2022.12.08
  • REPORT

講演する大倉工業株式会社の人事部の松岡梨奈様

経済学部のゼミなどで、卒業生OGによる大倉工業の企業紹介や仕事内容の講演がありました

経済学部の林ゼミ・竹治ゼミ・木暮ゼミ(演習I)の受講生、および経済学部の大塚先生担当の「現代の経営I」(共通教育科目)の受講生など向けに、12月6日、香川県丸亀市に本社を置く大倉工業株式会社の人事部の松岡梨奈様の遠隔講演(ZOOM)があり、1・2年次生約150人が受講しました。

 

松岡様は、2021年3月に神戸学院大学経済学部を卒業し地元の大倉工業に就職しており、企業紹介を踏まえ、自身の経験に基づき大学での学びや就活活動を振り返り、後輩へのアドバイスをしました。

 

大倉工業は創業75年で東証プライム市場(2022年より市場区分変更)に上場し、2021年度の売上は約884億円、営業利益は約51億円と四国を代表するメーカーの1社です。主要事業は、合成樹脂事業、新規材料事業、建材事業の3つで、主に香川県の工場から日本全国・世界に各製品を供給しています。

 

1つ目の合成樹脂事業(売上構成比54%)では、乳酸菌飲料のフィルム、カップ麺やお酒などの透明なフィルム、スーパーの生肉や魚を包むフィルム、農業向けフィルムなどの包装フィルムを手掛け、国内最大級の規模の生産を行っています。酸素を透過させないフィルムは食品の賞味期限を大幅に伸ばすことができ、食品ロスの発生を防いだり、生分解フィルムは農作物の収穫後に土に返っていったり、環境問題に大きく寄与する事業です。

 

2つ目の新規材料事業(同32%)は、スマートフォンやテレビなどの液晶やタッチパネルに必要不可欠の偏向フィルム、透明電極、位相差フィルムのほか、医療・福祉、自動車部品、アパレルなどの高付加価値フィルムを手掛けています。

 

3つ目の建材事業(同8%)は、建築廃材などを利用したリサイクル材に注力しています。

 

2022年3月末の従業員数は1,137人で、そのうち女性は181人(約16%)ですが、過去5年での採用は女性が約30%で今年の内定者は4割以上と増加傾向にあるそうです。また、製造業では理系中心のイメージがありますが、文系でも営業職やスタッフ職(総務、法務、人事、経理、知財、事業部業務)にも多くの具体的な仕事があることを紹介しました。

 

求められる人財像として3つの「きく」(聞く、聴く(耳を傾けしっかりと聴く)、訊く(自ら進んで相手に尋ねる))ことを重視していることも説明しました。

 

受講した学生は「初めて知った大倉工業が自分の身近なもの作っていること」「自分の身近なものの裏で多くの会社が関わっていること」「地方でも世界や全国に向けた企業があること」「製造業でも文系にいろんな職種があること」「製造業は文系には関係ないと思っていたが違うこと」「就職活動ではインターネットや噂の情報を鵜呑みにしないこと」などの多くの驚きを感じていました。

 

また、経済学部2年次生の岡彪我さんは「(自分と同じ学部の卒業後)たった2年でこのようなプレゼンができることに驚きました。また、何度も笑顔で楽しそうに話されているところを拝見し、良い職場に出会ったことが伝わってきました」との感想を述べており、同様に自分に適した仕事や企業を見つけるために、幅広く調べていきたいとの意見が多くみられました。

  • 受講する学生ら

  • 大倉工業株式会社の紹介

  • プレゼンの様子