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LEARNING

経済学部だから学べること

レポート

  • 2024.07.23
  • REPORT

学生と高校生のグループディスカッション

県立伊川谷高等学校と経済学部・関谷ゼミとの高大連携授業において、生徒が「地域経済論」を受講、学生とグループ討議を行いました

兵庫県立伊川谷高等学校では特色選抜入試として「コミュニケーション類型」の生徒を選抜しています。入学後生徒たちは1年生の「コミュニケーション基礎」で、主体性の伸長を目標として外部講師による講話や新聞の読み方講座を通じてことばの力を修得します。2年生の「コミュニケーション応用」では問題解決能力の向上を目標に地域と連携した探究活動を行います。同校と本学は連携協定を結んでいることから、この探究活動を経済学部の関谷ゼミと協力しており、今年度で3年目を迎えます。

 

伊川谷高校の生徒20人が7月17日、神戸学院大学有瀬キャンパスを訪れ、関谷ゼミの今回参加の学生6人と初めて顔合わせをしました。早速、高校生3人の各グループに大学生が1人加わるかたちで6グループがディスカッションを行いました。自己紹介では緊張している様子でしたが、しばらくすると打ち解け、活発に話し合いを行いました。これまでの授業のなかで各自が設定した探究活動のためのテーマについて、グループ内で発表し、最終的に一つのテーマに絞り込んでいくことが今回の目標でした。

 

続いて、経済学部の専門教育科目「地域経済論」を大学生と一緒に聴講してもらいました。「地域経済活性化とは何か」から始まり、実際に地域の課題を見つけ、それを解決するまでの方法を考える内容でした。理論と実践を交えた内容に生徒からは「自分たちの活動の参考になった」「地域の課題を解決することへの興味がわいた」「大学の講義を受講できて楽しかった」といった感想が聞かれました。

 

高大連携授業は引き続き行われ、夏休み中には高校生のフィールドワークに大学生が同行し、調査内容をまとめる際のグループディスカッションに参加します。また、12月には本学有瀬キャンパスで研究発表会を行う予定です。

  • 「地域経済論」の授業を大学生と一緒に受講する高校生