(神戸学院大学学則 第2条の6)
経済学部経済学科の目的は、経済社会の仕組みを理論・歴史・制度の観点から体系的かつ専門的に学び、修得した知識と技能をもって現代社会の発展に貢献できる人材を育成することとする。
経済学部経済学科の目的は、経済社会の仕組みを理論・歴史・制度の観点から体系的かつ専門的に学び、修得した知識と技能をもって現代社会の発展に貢献できる人材を育成することとする。
本学では建学の精神「真理愛好・個性尊重」すなわち「学びと知の探究を通じて、普遍的な学問体系の英知に触れる喜びを実感し、その過程で自己と他者の個性に気づき、互いの存在をこよなく尊重すること」を理念とし、教育目標である、経済社会への多面的な知識をもち、地域社会に貢献できる良識ある経済人の育成を目指します。
この教育目標の下、経済学部では教育課程を通じて、卒業に必要な単位を取得し、本学部が定める卒業要件を満たし、次の能力を修得したものに学士の学位を授与します。
1. 経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。
2. 経済理論の基礎を修得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。
3. 経済データに関する基礎的知識を修得し、統計的な処理・分析ができ、政策課題に対応できる。
4. 自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができる。
5. 経済問題を総合的に分析できる知識と技能を活用し、国内外において、価値観や意見の異なるさまざまな人と議論し、学びを深め、協働して、社会に役立てることができる。
経済学部では、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成します。カリキュラムの体系を示すために、科目間の関連や修学の順序を表現する履修系統図を使い、カリキュラムの構造をわかりやすく明示します。
専門教育の基礎となる技能や社会人として必要とされる基礎的な思考力や実践能力を育成し、広い視野と柔軟な思考力を育成する科目で構成されています。
初年次においては、経済学を深く修得するための統計学や経済数学を習熟し、2年次以降は、修得した経済、歴史、社会、文化についての専門知識をもとに、他者と協調、協働できるコミュニケーション力を養成します。
経済学における専門性の高い応用分野を学修するにあたって、最もコアで基礎ともいうべき「基幹科目」を編成しています。
主体的な学びを促進するために少人数クラスの演習を開講しています。初年次では、「入門演習」、「基礎演習」を履修することで、大学生活に適応し、大学における基本的な学修スキルを養成し、経済学学修の道筋についての理解を促します。2年次から履修できる「演習」では、ゼミ生と協働しながら専門的な経済学を自主的に学修し、思考力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力そして問題解決能力を養成します。
2年次より各学生が自ら希望・選択する分野でより専門的履修が行える3つのコース(企業経済コース、公共経済コース、生活経済コース)別の教育課程を整備し、すべての学生が1コースを選択する枠組みを設定します。コースの特徴を生かした専門科目を編成しています。
専門的な視野を広げるために、法学と経営の科目を履修することができます。
卒業後の進路を見据えつつ、地域社会に貢献できる良識ある経済人の育成と自立した社会人への成長を促します。
4年間の経済学修得の総仕上げとして、卒業論文とコース別特講(企業経済特講/公共経済特講/生活経済特講)を編成しています。
1. 初年次より、少人数のゼミの履修を実施し、インタラクティブな教育を実施します。
2. 経済学教育で特に重視している「経済数学Ⅰ」「基礎経済学」「ミクロ経済学」「マクロ経済学」については、複数のクラスを開講し、きめ細かな指導で着実な修得を目指します。
3. 学習シートを活用し、自己評価と他者評価を踏まえた、学びの振り返りと自発的な今後の学習方針を促します。特に成績不振者に対しては、教員による個人面談を実施し学修指導を行います。
4. 毎学期末に実施される学生による授業評価アンケートをもとに、より改善された学修環境のためにそのフィードバックに努めます。
5. 表彰制度(「経済学部長賞」・「経済学部賞」・「優等賞」)を設け、学修のインセンティブ(動機)を高めることに努めます。
4年間の総括的な学修成果については、卒業論文の評価あるいはコース別の特講科目を履修し、その修了認定試験の評価でこれを行う。卒業論文は主査・副査からなる厳正な審査を経て評価される。
神戸学院大学経済学部は、ディプロマ・ポリシーに掲げた教育目標を達成するために以下のような方々の入学を期待します。
国語、英語、地理歴史、公民、数学などについて、高等学校卒業相当の知識を有し、それらの基本的内容を理解している。
社会問題に対する関心を持ち、問題解決を志向する学習意欲を有するとともに、大学で学んだ知識や技能を自分の将来や社会に役立てたいという意欲がある。
社会問題を多面的に考察し、自分なりの判断を行うことができるとともに、自分の知識や意見を他者に分かりやすく表現することができる。
<参考> 各入試との関連
◎=重点項目 ○=関連項目
附属 接続型 |
指定校 推薦 |
指定 クラブ 強化特別 |
公募制 推薦 |
一般入試・ センター 利用 |
留学生・ 社会人・ 帰国 |
|
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1. 知識・理解力 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
2. 関心・意欲 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ||
3. 思考・表現力 | ○ | ○ | ◎ | ◎ |