お金の価値について説明する井上教授
レポート
- 2022.08.24
- REPORT
経済学部の井上善博教授が連携講座「こども金融教室 ~今から身につけよう!お金の学び~」で講義を行いました
大阪市立総合生涯学習センターと本学との連携講座「こども金融教室 ~今から身につけよう!お金の学び~」が8月13日に同センターで開講され、経済学部の井上善博教授が講義を行いました。小学生と保護者13組が参加し、お金の知識を学びました。
経済学部の桂未羽さん、藤川紋菜さん、山下裕生さん、松本穂佳さん、髙岡千夏さん、定森海輝さん、伴時熙さん、村中ここはさん(いずれも3年次生)が学生スタッフを務めました。
お金がなかった時代、人々は食べ物などの物々交換をしながら暮らしていました。しかし食べ物が腐る、交換条件がまとまらないなどの問題が発生し、お金という概念が誕生。「昔は紙幣や硬貨の代わりにお米が使われていた」という話を聞いて子どもたちは驚きの様子でした。
説明の後は実際に利子率を練習問題で計算しました。見慣れない数字に苦戦する子どもたちでしたが、先生と学生スタッフのサポートもあり問題を解くことができました。特に単利・複利を求める計算に手間取っていましたが、練習問題を通して複利の大切さを身に染みて実感したようでした。
「金融」という言葉だけ聞くと難しく感じますが、具体的な数字やお給料・お小遣いといった身近なものと関連づけることにより「お金」について楽しく学ぶことができた様子の子どもたちでした。
★参加学生の声★
【経済学部 3年次生 髙岡千夏】
子ども金融教室で積極的にクイズを解き、難しい金利などを一生懸命計算している子どもたちの姿を間近で見て、経済に興味を持ってくれて嬉しいと感じました。また、わかりやすいように説明することで、自身の勉強にもなりとても有意義な時間となりました。また機会があれば参加したいです。
【経済学部 3年次生 伴時熙】
始めは正しい知識を教えることが出来るのか不安で緊張していましたが、子どもたちから質問してくれてとても進めやすかったです。内容には計算問題だけでなくライフプランの話もあり、将来なりたい姿から今自分にできることが何か考える、私にとってもいい機会になりました。子どもたちにはこの金融教室をきっかけとして、少しでも経済に興味をくれたら嬉しいです。
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会場の様子
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電卓を片手に問題に挑みます
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難しい問題も学生と相談して解くことができました
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上段左から村中ここはさん、松本穂佳さん、髙岡千夏さん、藤川紋菜さん、桂未羽さん、 下段左から井上教授、山下裕生さん、定森海輝さん、伴時熙さん