2019年6月11日、1年生対象の入門演習全体講義において薬物・SNS講演会を開催しました。

薬物講演会においては、兵庫県警察本部 刑事部組織犯罪対策局薬物銃器対策課 兵庫県警部補 木下淳史氏より、全ての犯罪に共通している「被害者」が、薬物犯罪の場合はいないのか。そうではなく、家族や友人等多くの人を裏切る行為であり、多大な迷惑をかけるもので絶対に手を出してはいけないと、特に若年層に急増している大麻について詳しくお話をしていただきました。

SNS講演会では、兵庫県警察本部　生活安全部サイバー犯罪対策課サイバー犯罪防犯センター 兵庫県警部補 本田英理氏より、危険、怪しいとわかるものだけではなく、気軽に使用しているものの中にも多くの危険が潜んでいて、自分だけが気をつけていれば全て防げるものではないと具体的な例を挙げながら分かりやすく説明されました。

学生の感想として、薬物とは無縁だと思っていたが、意外に身近に迫っているようで恐ろしい。SNSでは、これまでの使い方では自分だけではなく多くの人に迷惑をかける。見られていることを前提によく考えて使用しなければいけない。

自分は大丈夫だと思っていても薬物・SNSともいつ被害者、加害者になるのかわからないと驚きと恐怖の感想が多くありました。何かあったら相談することが大事だと教えていただいたことをしっかり心に留めておきましょう。