LEARNING
小野晋也さん
小野晋也さん
「なぜ勉強をするのか」を考える講演会を開催しました。
7月10日に今回3年目となる講演会を1年次生対象に開催しました。講師は初回から引き続き小野晋也さん(橿樹舎舎主、衆議院議員として文部科学副大臣などを歴任)です。
小野さんは愛媛県新居浜市を拠点にして、雑誌「OAK・TREE(オーク・ツリー)」を1984年4月創刊以来、毎月発行し続けるなど、人材の育成、地域の創生に精力的に取り組んでおられます。
講演の内容は次のようです。
「幸福な人生」の基本は「夢出せ!知恵出せ!元気出せ!」に尽きます。大学生は一生涯を貫く「夢」を見つけるために勉強をするべきです。
まず、何の「夢」を持つか(人生を矢にたとえると、矢の方向)を決めるためには、自分自身を知り、世の中の求めるものを知り、自分が使えるものを知らなければなりません。そこでは、自らの使命を強く認識することが大切であり、偉人伝などを読んで先人に学んでください。「夢」がないという人がいますが、勉強が不足しているから「夢」がないのです。
そして、「夢」を実現するためには、「知恵」と「元気」が必要です。「知恵」を得るためには、知識と判断力が必要です。判断力はさまざまな体験から得られます。最後に、「夢」を実現しようとする情熱(生きる力)が必要です。
大学時代の勉強は「幸福を求める心の旅」です。人が幸福なればこそ、人は育ち、社会は発展します。すべての人に共通するのは「人生二度なし」です。
この時期に自分は何をなすべきかを考えて、大学生活を有意義に送ってください。