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LEARNING

経済学部だから学べること

レポート

  • 2017.07.21
  • REPORT

小野晋也さん

「幸福な大学生」についての講演会を開催しました

経済学部に入学して3か月になる1年生を対象にして「幸福な大学生」についての講演会を2017年7月18日に開催しました。

 

講師は小野晋也さんです。元衆議院議員で、現在は橿樹舎(愛媛県新居浜市)を主宰しています。

 

「在野の政治家」として、各地域に出向き地方創生に取り組むとともに、「人材の育成」にも自ら力を注ぎ、積極的に活動しています。

 

小野さんは、幸福な大学生になるにはどうすればよいのかを熱く語りかけられました。

 

人は、みんな「幸福」を求めて生きており、幸福になればこそ、人は育ち、社会は発展すると強調されました。 幸福を求めることを邪魔する3つの菌がいると例えられました。 夢を持たない人にはボヤ菌(ボヤキ)、知恵を発揮しない人にはマネ菌(人まね)、元気のない人にはテヌ菌(手抜き)がいます。 幸福な人生の基本は、「夢出せ!知恵出せ!元気出せ!」に尽きると力説されました。

 

最後に、「幸福な大学生」を目指す人に次の7項目を提案され、講演を締めくくられました。

(1) 教育を受けるとは、「自ら育つこと」、「周りの様々なものを育むこと」を教えられることである。

(2) 一日に1%の成長を心がける。

(3) 成長の目標として、3人の尊敬すべき先人を意識する。

(4) 主体性ある生き方を心がけ、自らの人生の「PDCA」を実行する。

(5) 郷土の歴史(先人)や郷土の現実をきちんと学び、視野をできる限り広げる。

(6) 「なりきれる・やりきれる・すてきれる」が「本物」の3条件である。

(7) 自らが「幸福」であってこそ、周りに「幸福な人生」を伝えることができる。まず、自らが「幸福になる」ことを決意する(『アランの幸福論』)。

 

小野さんは『月刊武道』に「武道は人を幸せにする道です」を2016年4月号から連載中です。2017年4月号からは「古今東西の幸福論」を論じており、『アランの幸福論』も登場します。