各ゼミのプレゼンテーターと司会・講評を担当した皆さん。(前列左から)大会委員長・副委員長賞の辰堀さん、2位の永坂さん、チャンプ本の吉田さん、3位の浜田さん、特別審査員賞の品川さん
レポート
- 2024.01.29
- REPORT
経済学部の5ゼミで「ミニビブリオバトル」を開催しました
2020年度にスタートした「経済学部ミニビブリオバトル」の本選が、昨年12月19日に有瀬キャンパスで開催されました。「神戸学院大学の図書館を利用して本を探そう、本を読もう」「共感を誘うプレゼンテーション」をテーマに、公式ルールを参考としたミニバージョン(本の紹介3分、発表に関するディスカッション無し)で行われました。
2023年度の本選は前年度に続き、神戸学院大学の図書館長でもある毛利進太郎教授が大会委員長を、副委員長を田宮遊子教授が務め、図書館統括責任者の新田充保さんを特別審査員に迎えました。大塚英美講師ゼミ、木暮衣里准教授ゼミ、田口順等准教授ゼミ、田宮ゼミ、毛利ゼミの5ゼミ(1年次生「基礎演習」)から選ばれた代表者10人がプレゼンテーションを行いました。2022年度に続き今年度も各ゼミの代表学生が司会運営を行い、質問や感想を述べました。冒頭では毛利委員長より石本眞八学部長のメッセージが読み上げられました。
学生の投票(86人)で「いちばん読みたいと思った本」に選ばれたのは、下記の3冊です。
第1位(チャンプ本・大賞) 吉田圭吾さん『ラリルレ論』野田洋次郎著(田口ゼミ)
第2位 永坂知久さん『「要領がいい」と言われる人の、仕事と勉強を両立させる時間術』佐藤孝幸著(毛利ゼミ)
第3位 濵田勇樹さん『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾著(田宮ゼミ)
学生が記入したプレゼンテーターへのコメントには、「選んだ理由や本を読むのが嫌いな人にも寄り添って語っていたのが好印象だった」「ただプレゼンをしているというより話しかけられているような気がするようなプレゼンで、飽きずに最後まで楽しくきくことができた」(チャンプ本・吉田さんへ)、「時間は有限ということの大切さを知ることができた」「発表に対する熱い思いが伝わってきた。話すのがとても上手くて、聞き飽きることがなかった」(2位・永坂さんへ)、「本の内容に触れないギリギリのところで魅力を伝え続けていた」「話の緩急が上手くとれていて、ジェスチャーを交えてプレゼンしていてとても良かった」(3位・濱田さんへ)等がありました。
また、大会委員長賞、副委員長賞、特別審査員賞には下記が選ばれました。
大会委員長・副委員長賞 辰堀友祐さん『失敗の科学』マシュー・サイド著(大塚ゼミ)
特別審査員賞 品川隼人さん『アルジャーノンに花束を 』ダニエル・キイス著(木暮ゼミ)
各ゼミの代表者と紹介した本は下記の通りです。
鳥井大輝さん『運動脳』アンデシュ・ハンセン著(大塚ゼミ)
辰堀友祐さん『失敗の科学』マシュー・サイド著(大塚ゼミ)
品川隼人さん『アルジャーノンに花束を 』ダニエル・キイス著(木暮ゼミ)
繁延陸さん『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』鴨志田 一著(木暮ゼミ)
吉田圭吾さん『ラリルレ論』野田 洋次郎著(田口ゼミ)
吉永皓貴さん『近畿地方のある場所について』背筋著(田口ゼミ)
片山昇大さん『NBAの対コロナ作戦-バブル方式顚末記』ベン・ゴリヴァー著(田宮ゼミ)
濵田勇樹さん『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾著(田宮ゼミ)
小林優太さん『100万回生きたきみ』七月隆文著(毛利ゼミ)
永坂知久さん『「要領がいい」と言われる人の、仕事と勉強を両立させる時間術』佐藤孝幸著(毛利ゼミ)
入賞者には毛利委員長から賞状を、プレゼンテーター全員に神戸学院大学図書館から記念品が贈られました。また、1年次のまとめとして、参加ゼミの書評を掲載した「経済学部ミニビブリオバトル2023 書評集」が作成されました。
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「チャンプ本」に選ばれ、毛利大会委員長から記念品を受け取る吉田さん
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新田特別審査員の講評を聞く入賞者の学生たち