高大連携授業の模様
レポート
- 2023.05.01
- REPORT
経済学部・関谷ゼミが伊川谷高等学校との高大連携授業を今年度も開始しました
経済学部の関谷次博教授ゼミ3年次生6人が4月28日、兵庫県立伊川谷高等学校との高大連携授業を行いました。同校2年生のコミュニケーション応用の授業は地域の課題を見つけて調査し、課題解決のための提案をするという取り組みです。25人の生徒が6班に分かれて実施するグループワークでは、各グループに大学生1人ずつが入り、一緒に作業を実施します。12月に本学で行われる予定の発表会まで責任を負うもので、あまり例を見ない密接な高大連携授業となります。
経済学部・関谷ゼミと伊川谷高校との高大連携授業は昨年度より実施しています。昨年度の経験を踏まえ、年度開始前から担当教員間で昨年度に至らなかった点などの改善案について何度も協議を重ね、再び実施となりました。
こうした準備により、今年度最初の高大連携授業では、大学生と高校生とがスムーズにグループディスカッションを行うことができ、研究テーマを絞り込むところまで終えることができました。グループの中には、大学生が積極的にリーダーシップをとり、どのように調査をしていけば良いか、どこに調査をしに行くのかといったことまで話し合いが及ぶところもありました。
初回の授業を終えて、参加した学生からは「自分たちがいま取り組んでいる課題研究と似ているところがあり、それを踏まえたアドバイスをすることができた」などと、相互の課題研究にとって実りある授業だったとの感想が聞かれました。
この高大連携授業は月に1回程度を予定しており、可能な限りフィールドワークも行うことも計画しています。今後も進捗状況を都度お伝えしていきます。
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グループワークでの話し合い
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大学生のリードで高校生も積極的に参加
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明るい雰囲気で進むグループワーク