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経済学部だから学べること

レポート

  • 2022.12.23
  • REPORT

発表する高校生たち

関谷ゼミと伊川谷高等学校との高大連携授業の発表会を行いました

12月21日、関谷ゼミと伊川谷高等学校との高大連携授業の発表会を行いました。

 

本年度5月より、経済学部の関谷ゼミの3年次生6人は、伊川谷高等学校2年生のコミュニケーション応用について高大連携を行ってきました。今までの高大連携活動では、高校生らが取り組む課題研究に大学生がアドバイスをするという形で進めてきました。高校生24人は4人ずつの6グループに分かれ、各グループに1人ずつ大学生が入りグループディスカッションを行いました。

 

最初は研究テーマがなかなか決まらず、高校生も大学生も共に頭を悩ませていましたが、その後高校生らはフィールドワークも取り入れた調査活動を実施し、最終的な成果として有瀬キャンパスの951教室で成果発表会を実施することになりました。高校生らがプレゼンをした後に、各グループを担当した大学生がコメントをするという形で進めました。

 

SNSを使った近隣の防犯対策を提案した高校生のグループに対して、大学生からは「SNSでの呼びかけがどれほどの効果があるのか検証する必要があるのではないか」といった厳しい質問も投げかけられ、これまでの自分たちが行ってきたプレゼンの改善点をそのままアドバイスする面が見られました。

 

その一方で、高校生たちの堂々とした発表姿勢に対して、「自分たちもプレゼンの練習をしているが、見習うべき点がある」と自身を反省するとともに先輩として高校生に今後の期待をかける場面もありました。

 

今年度初めて実施した伊川谷高等学校との高大連携授業は、年間を通じて振り返ってみると至らなかった点がいくつかありますが、その部分については改善策を協議するなど、すでに次年度に向けた取り組みを始めています。高大連携授業の難しさを改めて痛感すると同時に、今後のさらなる進展につながる実り多い取り組みでした。

  • 発表する高校生たち

  • 質問やアドバイスをする関谷ゼミの学生

  • 質問やアドバイスをする関谷ゼミの学生

  • 講評する関谷教授