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LEARNING

経済学部だから学べること

レポート

  • 2022.06.01
  • REPORT

(写真1)講演する牧氏

中村教授ゼミ オサカダツール社長講演

経済学部の中村ゼミが「自分の人生を自分で切り開く~卒後17年目の学び~」をテーマにした講演会を開催しました(写真1)。

 

経済学部の中村ゼミは5月27日(金曜)2限目の演習授業で、オサカダツール株式会社・代表取締役の牧明奈氏を講師にお招きし、岩石やコンクリートを破砕する工具「チゼル」の開発製造を専門にするもの作り企業を、特殊な製造技術を武器に、国内市場(その分野での国内シェアは第二位)だけでなく世界の市場を切り拓くグローバル企業に発展させた実績を披露していただきました(写真2)。なお、この会社の発展は、オーストラリアの経営学教授の目に止まり、経営学の教科書にも紹介されています(写真3)。

 

本学経済学部を2005年に卒業された牧氏が、卒業後、彼女の祖父が創業された同社に入社され、同社の代表取締役になるまでの学びや苦労された経験、販売形態の多様化、業務見直し、仕事の満足度向上、人材育成に携わる実績をもとに講演された内容は、これから社会に雄飛するゼミ生の最善の指針となりました。

 

「頼まれたら断れない性分」の彼女は、ビジネスリーダーだけの顔だけではなく、子育てに奮闘しながら、学童保育のシステムの向上、地域の子どもの英会話学校の立ち上げ、コミュニティーの発展に尽力され、岡山県ものづくり女性中央会という県内女性経営者からなる組織の中心的存在で、働き方改革などを具体的に進め中小企業の発展に尽力されるという、まさに社会貢献でもリーダーシップを発揮されています(写真4)。

 

講演中、就活を控える多くの学生から質問が寄せられ、一人一人に懇切丁寧なコメント・激励をしていただきました。

  • (写真2)世界に進出する「チゼル」

  • (写真3)経営学の教科書にも登場

  • (写真4)岡山県ものづくり女性中央会

  • (写真5)講師近影