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LEARNING

経済学部だから学べること

レポート

  • 2022.04.08
  • REPORT

田中美生教授(前列中央)を囲んで。石本学部長(同左)、伴教授(同右)はじめ皆さんと。

田中美生教授がご退任されました

長らく経済学部の支柱でいらした田中美生教授が、2021年度でご退任されました。

新型コロナの影響で残念ながら送別会は開催できませんでしたが、3月22日(火)の卒業式の日に経済学部長室でささやかな「囲む会」を行い、花束と記念品の贈呈を行いました。

現学部長の石本眞八教授、伴ひかり教授、渡部尚史教授をはじめ教職員が集まり、田中先生との別れを惜しみました。

 

 

【田中先生から学生へのメッセージ】

田中先生から経済学部生の皆さんへのメッセージを最後にいただきました。

 

「経済学は社会を読み解くための「道具」です。学んで終わりではなく、「使う」ことを忘れないで下さい。」

 

田中先生のお言葉を、ぜひ皆さんの学生生活とこれからの人生に活かしてください。

 

 

【田中先生のご紹介】

田中美生先生は、1984年4月に神戸学院大学経済学部に講師として着任され、38年間にわたって本学と本学経済学部の発展にご尽力いただきました。

 

田中先生のご研究の専門領域は地域経済論で、主に地域の経済問題や産業政策を様々な角度からご研究されてこられました。研究成果の著作物や講演のみならず、ご専門の知識を活かして地域産業振興団体の理事や地方自治体の各種委員を務めるなど、地域にも貢献されてこられました。

 

教育面においても、田中先生には経済学部の礎となる大切な財産を残していただきました。現在の経済学部のカリキュラムや顕彰制度にも引き継がれている「褒めて育てよう!」の精神は、田中先生が学部活性化委員を務められていた時期(2002~2004年度)に醸成されたものです。

 

教育・研究活動はもとより、経済学部長・経済学研究科長(2005~2006年度)、評議員(2003~2004年度、2009~2010年度)を務めるなど、本学の学内行政にも多大な貢献をなされました。

 

このような田中先生の長年のご功労に対し、私たちの感謝の意と敬意を表するとともに、先生の末永いご健勝と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。