LEARNING
レポート
- 2021.07.14
- REPORT
SDGs入門の特別講座を開きました
SDGsが毎日のようにニュースに登場しています。そこで、誰でも、何からでも始めようという趣旨で、SDGs入門の特別講座を7月9日に経済学部3年生を対象に開きました。今回お招きした講師は、板倉範幸さん(長年キャタピラ事業に携わり、三菱重工の子会社の取締役等を歴任され、現在は特定非営利法人産業人OBネット副理事長)です。
SDGsに取り組むことで、企業イメージが向上するだけでなく、新たなビジネスチャンスが生まれています。企業経営にプラスになることから、今やSDGsをベースにしてビジネスを考えることが当たり前になりつつあります。板倉さんは、こうした企業経営の今を踏まえて、お話しされました。
特別講義の前半は、「SDGsは何か、なぜ必要か?」などを説明されました。SDGsは国連が定めた「持続可能な開発目標」です。17の目標(ゴール)があります。誰一人として取り残さず、持続可能な生活ができるように経済開発を組み立て直そうというものです。
後半は、個人でも始められるSDGsの事例を具体的に説明されました。電気の節約、買い物は地元の企業で、買い物にはマイバッグなど、何気ないことを習慣づけることで、SDGsを実践できます。
最後に、SDGsは実際に行動することで理解が深まること、SDGsは「世界の共通語」になりつつあること、SDGsをベースに物事を捉えることが「新しい常識」であることを力説されました。
SDGsが企業経営を変えつつあることを知ることができたことは、これから就職活動を始める3年生には大変有用でした。