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書評集を手に持つ田宮大会委員長
書評集を手に持つ田宮大会委員長
経済学部では6ゼミが参加して昨年12月に開催した「経済学部ミニビブリオバトル2020」の取り組みを基に、参加ゼミ学生55人による「書評集」を作成しました。印刷して冊子にしたり、PDFファイルにしたりしてゼミ修了の記念として配布しました。
大会委員長の田宮遊子准教授は巻頭文「経済学部ミニビブリオバトル 2020 を終えて」を寄せ、取り組みの狙いを大きく二つ挙げています。
1点目は神戸学院大学の図書館を利用し、その素晴らしさを知ってもらうことです。全国の大学図書館のなかでも誇れる蔵書数を持ち、本の探し方をはじめ、分からないことは専門知識がある図書館スタッフの皆さんにサポートしてもらえます。「本学に入学したからには、図書館を有効活用しなければもったいない」ということです。
2点目はプレゼンテーションに慣れることで、「大学生の間に、いろいろな場で、プレゼンや意見表明をする経験を積むことは、きっと何かの役に立つはずです」ということです。
また、成果の一つとして、ミニビブリオバトルが学生同士の交流の機会となったことを挙げています。「読書は孤独な作業ですが、読書から知り得たことは、初対面の人同士であっても共通の関心事として話題にできる、うってつけの交流の素材」であり、学生のみなさんからもゼミ間や学生間の交流アイディアを積極的に提案してもらいたい、と期待を寄せています。
作成した「経済学部ミニビブリオバトル書評集」